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東日本大震災から9年

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東日本大震災から9年、もうそんなに経つのかと、仲間達と共に行った石巻・女川での支援活動の様子を綴ったブログを読み返しました。
その中でも一番忘れられない日の記事を。
2011年3月24日・・・
昨晩の冷え込みは半端ではありませんでした。
装備の充実している我々でさえそうなのですから体育館で避難している人たちはもっとつらいでしょう。
我々の支援本部には、3.6x5.4mのテントを横に2張りコネクティングして設営してあります。つまり3.6x10.8mの広い空間を作っています。そのうちのひとつがキッチン、そして奥に本部機能のテント。1個のデスクと打ち合わせ用に椅子が数脚、とそして簡易なベッド。
1日目の夜はあまりの寒さで、寝ることができなかったので、第2陣に灯油ストーブを持ってきてもらい、テントの横幕を2重にするなどの工夫をしました。
今日は10時から女川第4小学校という島嶼部にある小学校の卒業式が、この石巻商業高校で行われます。卒業生は4人です。
校長先生からぜひ出席して欲しいと、依頼がありスタッフの麻生と山崎が参加して、ただいま卒業式が行われています。
今日から東北道も一般車両が通行できるようになった模様で、多くの方が被災地に支援や応援、あるいは身内を訪ねてやって来ることでしょう。
我々は、ぜひこの被害を見て、その前で立ち尽くして欲しいというふうにも思います。
この光景は、あらゆる想像を超えています。
そこから日本人の我々は、とても多くのことを学び、気づき、体が震える何かを感じるはずです。
また被災していた人々の姿も、しっかり見て欲しいと思います。
恐るべき悲劇を乗り越えて行く、その勇気ある姿は神々しく気高くも思えます。
彼らへの支援は、彼らのためにしているなんて驕ってはなりません。
その姿はまた明日のあなたや我々の姿であり、支援は自分自身に対して行っているのと同じことだとわかります。
自然に流れる涙というものを体験したことがありますか?ここで初めて、自然にあふれる涙を知りました。涙が意思を持った行為のように。
今日も女川原発へ、炊き出しチームが派遣されます。さらにその奥の避難所の調査が我々に託されました。
神奈川の方からたくさんの水素還元水が届きました。ありがとうございました。
本日女川原発へ届けます。
明日は、あなたたちの番です。
そうした能力を身に着けて装備していくこと。
それは何よりのやさしさなのだと。
我々は、まだまだ大きな、なすべきことがあるのだと知りました。
我々の支援チームのリーダーの文章です。
あの支援活動の経験を無駄にしてはいけない。